看護師として働きながら、FP3級の勉強を始めたいと思っても、最初に迷うのがテキスト選びではないでしょうか。
「どのテキストを選べばいいの?」
「問題集も必要?」
「忙しくても続けられる教材はある?」
「通勤中にできる勉強法はある?」
FP3級は、お金の勉強を始める第一歩としてとてもおすすめの資格です。
家計管理、保険、年金、税金、NISA、相続など、生活に役立つお金の知識を広く学ぶことができます。
私は看護師として働きながらFP3級を取得し、その後FP2級も取得しました。
実際に勉強して感じたのは、FP3級は難しい資格というより、自分と家族の生活を守るためのお金の基礎を学べる資格だということです。
ただし、最初に選ぶテキストが難しすぎると、途中で挫折しやすくなります。
この記事では、看護師におすすめのFP3級テキストの選び方と、忙しくても続けやすい勉強法を紹介します。
看護師にFP3級がおすすめな理由
看護師は、医療や看護の知識をたくさん学びます。
しかし、学校や職場でお金のことをしっかり学ぶ機会は少ないと思います。
でも実際の生活では、お金について考える場面がたくさんあります。
たとえば、
- 保険は入りすぎていないか
- NISAを始めた方がいいのか
- iDeCoは自分に合っているのか
- 老後資金はどう準備するのか
- 年金はどれくらいもらえるのか
- 税金や控除はどうなっているのか
こうした内容は、看護師として働く中でも、自分の生活に大きく関わります。
看護師資格は、収入を得るための大きな力です。
そこにFPの知識が加わると、稼いだお金を守り、育てる力がつきます。
だからこそ、看護師にとってFP3級は、とても相性の良い自己投資だと感じています。
FP3級テキストは「読みやすさ」で選ぶ
FP3級のテキストを選ぶときに一番大切なのは、読みやすさです。
資格のテキストというと、分厚くて難しいイメージがあるかもしれません。
でも、最初から文字がぎっしり詰まった本を選ぶと、忙しい看護師には負担が大きくなります。
特に夜勤明けや仕事終わりは、集中力が落ちていることもあります。
その状態で難しい文章を読むのは大変です。
だからこそ、初心者は次のようなテキストを選ぶのがおすすめです。
- 図やイラストが多い
- 文字が詰まりすぎていない
- 重要ポイントがわかりやすい
- 初心者向けに説明されている
- 章ごとに短く区切られている
- 最新年度版である
大切なのは、完璧なテキストを選ぶことではありません。
自分が最後まで読めそうなテキストを選ぶことです。
最新年度版を選ぶことが大切
FP3級のテキストを選ぶときは、必ず最新版を選びましょう。
FP試験では、税金、年金、保険、制度の内容が変わることがあります。
古いテキストを使ってしまうと、数字や制度が現在の内容と違っている可能性があります。
特にNISAや税制などは、制度変更があると内容が変わることがあります。
そのため、安いからといって古い中古本を選ぶのは、あまりおすすめしません。
FP3級の勉強をするなら、まずは最新版のテキストを1冊用意するのが安心です。
購入前には、表紙や商品説明で、
「最新版」
「試験対応年度」
「2025年版」「2026年版」
などを確認しましょう。
テキストだけでなく問題集もあると安心
FP3級は、テキストを読むだけでもお金の知識は身につきます。
しかし、合格を目指すなら、問題集も一緒に使うのがおすすめです。
テキストを読んでいると、なんとなく理解した気になります。
でも、実際に問題を解いてみると、
「あれ?ここがわかっていなかった」
と気づくことがあります。
問題集を使うメリットは、次の3つです。
- 試験で問われやすいポイントがわかる
- 自分の苦手分野が見える
- 知識が記憶に残りやすくなる
おすすめの流れは、次の通りです。
- テキストをざっくり読む
- 問題集を解く
- 間違えたところをテキストで確認する
- もう一度同じ問題を解く
最初から完璧に解けなくて大丈夫です。
間違えた問題こそ、知識が増えるチャンスです。
おすすめYouTubeで聞き流し学習をする
FP3級の勉強は、テキストだけでなくYouTubeの聞き流し学習もおすすめです。
特に看護師は、まとまった勉強時間を作るのが難しいですよね。
そこで活用したいのが、通勤中の時間です。
私がおすすめしたいYouTubeは、
- ほんださん/東大式FPチャンネル
- FP3級合格のトリセツ
です。
通勤中に動画を聞き流しておくと、FP3級で出てくる言葉に少しずつ慣れることができます。
最初は、すべて理解できなくても大丈夫です。
「年金ってこういう内容なんだ」
「保険はこうやって考えるんだ」
「NISAや税金もFP3級で出てくるんだ」
というように、まずは耳で慣れるだけでも十分です。
聞き流しの後にテキストで学習すると理解しやすい
私のおすすめは、
通勤中にYouTubeで聞き流す → 家でテキストを読む
という流れです。
先に動画で聞いておくと、家でテキストを開いたときに、
「あ、これ聞いたことある」
と感じやすくなります。
完全に初めて読むよりも、理解しやすくなります。
聞き流し学習は、あくまで予習や復習として使うのがおすすめです。
実際に知識を定着させるには、家でテキストを開いて確認しましょう。
おすすめの流れは、次の通りです。
- 通勤中にYouTubeを聞き流す
- 家で同じ分野をテキストで読む
- 問題集を少し解く
- 間違えたところをテキストに戻って確認する
この流れにすると、耳で聞いた内容を、目で見て整理できます。
忙しい看護師でも、通勤時間をうまく使えば、勉強時間を増やしやすくなります。
実際の試験はCBTなのでパソコン対策もしておく
FP3級の試験は、現在CBT方式で実施されています。
CBTとは、パソコンを使って受ける試験のことです。
紙の問題用紙に書き込む試験とは違い、パソコン画面で問題を見て、画面上で解答します。
日本FP協会は、2級・3級FP技能検定が学科試験・実技試験ともにCBT試験へ完全移行し、ペーパー試験は廃止されたと案内しています。きんざいも、3級FP技能検定は2024年度よりCBT方式へ移行し、紙試験は行っていないと案内しています。
そのため、テキストで勉強するだけでなく、パソコンで問題を解く練習もしておくと安心です。
実際の試験では、問題の内容だけでなく、パソコン操作に慣れているかどうかも大切です。
本番で焦らないためにも、試験前に一度はCBT形式の練習をしておくのがおすすめです。
CBT対策はテキストの付録を活用する
FP3級のテキストや問題集には、CBT対策用の付録や模擬試験が付いているものがあります。
特に、パソコンで練習できる付録がある教材は、本番の雰囲気に慣れやすいです。
画面で問題を読む。
画面上で選択する。
時間を意識して解く。
この練習をしておくだけでも、本番の不安は減らせます。
テキストを選ぶときは、
CBT対策ができる付録があるか
も確認しておくと良いです。
忙しい看護師は「持ち運びやすさ」も大事
看護師は、まとまった勉強時間を作るのが難しいことがあります。
そのため、テキストの内容だけでなく、持ち運びやすさも大切です。
通勤中、休憩時間、夜勤前の少しの時間など、スキマ時間に勉強できると続けやすくなります。
大きくて重いテキストだと、持ち歩くのが面倒になってしまいます。
その場合は、
- 小さめサイズのテキスト
- 電子書籍版
- スマホで確認できる教材
- 一問一答形式の問題集
なども選択肢になります。
ただし、最初の1冊は、全体像がわかりやすいテキストがおすすめです。
その後に、スキマ時間用として一問一答やアプリを使うと効率が良いです。
看護師に合うFP3級テキストの選び方
看護師がFP3級テキストを選ぶなら、次のポイントを意識すると良いです。
1. 初心者向けのものを選ぶ
最初から難しい専門書のようなテキストを選ぶ必要はありません。
FP3級はお金の基礎を学ぶ資格なので、初心者向けのやさしいテキストで十分です。
「はじめてでもわかる」
「図解でわかる」
「初心者向け」
このような言葉があるテキストは、最初の1冊として選びやすいです。
2. 図解が多いものを選ぶ
お金の制度は、文章だけで読むと難しく感じることがあります。
図や表があると、保険、年金、税金、相続などの仕組みが理解しやすくなります。
忙しい看護師には、パッと見てわかるテキストが向いています。
3. 問題集とセットで使えるものを選ぶ
テキストと問題集のシリーズが同じだと、勉強しやすいです。
テキストで読んだ内容を、問題集ですぐ確認できます。
最初は、同じシリーズのテキストと問題集をそろえるのがおすすめです。
4. CBT対策ができるものを選ぶ
実際の試験はパソコンで受けるCBT方式です。
そのため、CBT模試やWeb問題、パソコン練習ができる付録がある教材を選ぶと安心です。
5. 自分が読みたくなるものを選ぶ
意外と大事なのが、これです。
表紙やデザイン、文字の大きさ、色使いなどを見て、
「これなら読めそう」
と思えるものを選びましょう。
資格勉強は、続けることが大切です。
自分が開きたくなるテキストを選ぶことも、立派な勉強の工夫です。
FP3級テキストのおすすめジャンル
具体的な商品を紹介する場合は、次のようなタイプに分けるとわかりやすいです。
初心者向けテキスト
お金の勉強が初めての人におすすめです。
図解が多く、説明がやさしいものを選ぶと続けやすいです。
初心者向けFP3級テキストはこちら
テキスト+問題集セット
合格を目指すなら、テキストと問題集のセットがおすすめです。
読むだけでなく、問題を解くことで知識が定着しやすくなります。
FP3級テキスト+問題集セットはこちら
CBT模試付きテキスト
本番のパソコン試験に慣れておきたい方には、CBT対策ができる教材がおすすめです。
試験前に一度でもパソコン画面で練習しておくと安心です。
CBT模試付きFP3級テキストはこちら
一問一答タイプ
スキマ時間に勉強したい看護師には、一問一答タイプも便利です。
通勤中や休憩時間に少しずつ確認できます。
FP3級一問一答問題集はこちら
電子書籍版
荷物を増やしたくない人には、電子書籍版も選択肢になります。
スマホやタブレットで読めるので、通勤中や休憩時間にも使いやすいです。
FP3級電子書籍版はこちら
私がおすすめする勉強の流れ
FP3級をこれから始めるなら、私は次の流れがおすすめです。
1. 通勤中にYouTubeを聞き流す
まずは、ほんださん/東大式FPチャンネルやFP3級合格のトリセツを聞き流して、FP3級の言葉に慣れていきましょう。
最初は全部理解できなくても大丈夫です。
2. 家でテキストをざっくり1周読む
聞き流しで耳にした内容を、家でテキストを見ながら確認します。
最初からすべて覚えようとしなくて大丈夫です。
まずは、FP3級ではどんな内容を学ぶのか、全体像をつかみましょう。
3. 問題集を解く
テキストを1周したら、問題集を解いてみます。
最初は間違えても大丈夫です。
むしろ、間違えたところが自分の苦手分野です。
4. 間違えたところをテキストで確認する
問題集で間違えた部分を、テキストに戻って確認します。
この繰り返しで、知識が少しずつ定着します。
5. 試験前にCBT形式で練習する
最後に、CBT模試やWeb問題を使って、パソコン画面で解く練習をします。
本番と同じような形式に慣れておくと、当日の不安が減ります。
夜勤あり看護師の勉強法
夜勤がある看護師は、毎日同じ時間に勉強するのが難しいです。
そのため、勤務に合わせて勉強スタイルを変えるのがおすすめです。
日勤の日
帰宅後に疲れている場合は、15分だけで十分です。
テキストを2ページ読む、問題を5問解くなど、小さく進めましょう。
通勤中
通勤中は、YouTubeの聞き流し学習がおすすめです。
歩いている時間や電車の中で、耳から学ぶだけでも十分です。
夜勤前
夜勤前は、無理に詰め込まなくて大丈夫です。
集中できる人は、30分だけテキストを読むのも良いです。
夜勤明け
夜勤明けは休むことを優先しましょう。
勉強するなら、問題を1問見る、テキストを1ページ眺めるくらいで大丈夫です。
休日
休日に少しまとまった時間が取れるなら、1時間だけ勉強してみましょう。
テキストを読む時間と問題を解く時間を分けると、理解しやすくなります。
テキスト選びで失敗しないための注意点
FP3級のテキスト選びで気をつけたいこともあります。
古いテキストを買わない
安いからといって古いテキストを買うと、制度や数字が変わっていることがあります。
必ず最新版を確認しましょう。
難しすぎる本を選ばない
最初から細かい説明が多い本を選ぶと、続かなくなることがあります。
まずは初心者向けで十分です。
教材を買いすぎない
やる気があると、テキスト、問題集、参考書、アプリなど、たくさん買いたくなることがあります。
でも、教材が多いと逆に迷ってしまいます。
まずは、テキスト1冊と問題集1冊で始めましょう。
YouTubeだけで満足しない
聞き流し学習はとても便利ですが、聞くだけでは知識があいまいになりやすいです。
聞いた内容を、テキストや問題集で確認することが大切です。
まず今日やること
この記事を読んだ後に、まずやってほしいことは1つです。
FP3級の最新版テキストを1冊探してみること。
本屋さんで見ても良いですし、ネットで口コミを見ても良いです。
そのときに、CBT対策ができる付録があるかも確認してみましょう。
大切なのは、
「これなら読めそう」
と思えるものを選ぶことです。
FP3級の勉強は、未来の自分への自己投資です。
まずは小さな一歩から始めてみましょう。
まとめ|聞き流し+テキスト+CBT対策で効率よく学ぼう
看護師にとって、FP3級はとてもおすすめしやすい資格です。
家計管理、保険、年金、税金、NISA、相続など、生活に役立つお金の知識を広く学べます。
FP3級の勉強を始めるなら、まずはテキスト1冊からで大丈夫です。
そして、忙しい看護師には、通勤中の聞き流し学習もおすすめです。
私のおすすめは、
通勤中にYouTubeを聞き流す
家でテキストを読む
問題集で確認する
試験前にCBT形式で練習する
という流れです。
看護師資格は、収入を得る力。
FPの知識は、そのお金を守り、育てる力。
この2つを組み合わせることで、将来の生活への不安は少しずつ減らせると思います。
まずは、最新版のFP3級テキストを1冊選ぶことから始めてみましょう。

